災害のことを書こうと思っていたら、あっという間にコロナウイルスが蔓延し、学校が休みに。
コロナウイルスから物理的に子どもを守るだけでなく、心も守っていくにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは外出自粛に限る
まずは、外出自粛。これに限ります。
ずっと家にいてストレスが溜まってくるとは思うのですが、お友達と遊ぶのは今はガマンするとき。
可哀想だから、と思う気持ちはわかりますが、コロナウイルスに罹患して苦しんだり、最悪の場合亡くなってしまうかもしれないのです。卒園・卒業祝いは後からでもできます。公園で遊ぶのはOKとなっていましたが、子どもは大人みたいにきちんとマスクを装着できません。ソーシャルディスタンスも理解できません。めちゃくちゃ顔を近づけて遊びの話し合いをしている子どもを見かけたのですが、それが怖いのです。
公園は、極力避けたいのですが、家族で人の少ない場所・時間帯を選んで短時間遊ぶ程度にしたほうがよいと思います。
手指の衛生の徹底
家で自粛していても、親が働きに行ったり、スーパーに行ったりしてウイルスを持ち込む可能性があります。
子どもにも、マメに手洗いをするように徹底させたほうがいいですね。
食べ物で免疫力を高めておく
子どもは風邪を引きやすいですが、それでもすぐ病気になりがちな子と、そうでない子がいると思います。ぜひ、免疫力を高めておきたいですね。
我が家では、ビタミンD3のグミとビタミンBを摂取しています。
特にビタミンD3は、日光に当たるのが少なくなる自粛中にピッタリ。ハードタイプの硬いグミなので噛む力が弱いお子さんには気をつけてくださいね。
食べ物だと、ビタミンD2のキノコ類。油で炒めると吸収がアップします。バターでソテーしたものを付け合わせにすると簡単だし、お仕事から帰った後でもすぐできます。
ビタミンD3は動物性の食品に多く、マグロ、サケ、ツナ、シラス、牛レバー、卵、チーズなど。子どもが好きな食材が多いので積極的に食べさせたいですね。卵かけご飯にサケフレークやシラスをのせる朝ごはんはいかがでしょう。小学生なら火を使わないし、一人で用意できますよ。
他にも、果物ならバナナが免疫力アップに有名ですね。善玉菌を増やすオリゴ糖が多いので免疫を司る腸にいい影響があります。買うなら青いバナナでなくて、茶色の斑点が出ているものを選びましょう。そのまま食べるのも手軽でいいですが、温めて食べると効果がアップするので、バターで焼いてお砂糖をかけたキャラメリゼをお子さんと作ってみては?
いちご、みかん、キウイフルーツはビタミンCが豊富。言わずとしれずビタミンCは免疫力アップに有名ですね。食後のデザートやおやつに。野菜では、パプリカ、ピーマン、ブロッコリー、豆苗、カボチャ、小松菜など。
質の良い睡眠で免疫力アップ
免疫力を上げるには、早寝をしてゴールデンタイムには深い睡眠に入っておきたいですね。あまり運動ができないので眠れないかもしれませんが、
⚫トランポリンを跳ぶ
⚫お庭やベランダで遊ぶ
⚫早めにお風呂に入る
などして眠たくなるようにもっていくといいですね。
たまには、ゆる生活でストレス溜めないで
免疫力は、ストレスとも密接に関係しています。ただでさえ外に出れなかったり、子どもと一日中過ごすこと、感染しないように通勤中やお買い物で気を張っていることなどで、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているかと思います。
規則正しく生活するのは大事ですが、たまにはゆる〜く生活してみてください。コロナウイルスとの戦いはまだまだ長期戦になる見込みですから、
⚫休日は遅く起きてブランチ
⚫寝溜めやお昼寝するもヨシ(影響が出ない程度に)
⚫お笑いや好きなテレビを観て思い切り笑う
笑うことは免疫力をとても上げてくれます。
子どもの心をどのようにケアしていけばいい?
コロナウイルスは、災害ではないものの、保育園・幼稚園・学校に行かなくなり、お友達にも会えず、かなり戸惑っているお子さんが多いことと思います。
親の私達も未曾有な出来事で、日々が精一杯ですが、子どもの表情や発言を細かく見て聞いてあげることが一番かな、と思います。
甘えてきたら不安の裏返しだと思って、年齢はこの際忘れて思い切りスキンシップをはかりましょう!
普段はしない、爪噛みや怖い夢ばかり見る、夜尿などがあった場合は叱らず、一緒に寝てみたり、ゆったりした時間を持てるようにするといいですね。ご自分では難しい場合には、学校は休みでも先生は誰かしら居るので連絡し、スクールカウンセラーに繋いでもらうこともできます。かかりつけの小児科でもいいです。親御さんが話すだけで気持ちがラクになれると違ってきますよね。
そして、暗いニュースばかりですが、未来に希望が持てるように、
◆学校に行けるようになったら着る服、靴をネットで一緒に選んで買ってみる
◆可愛いマスクを手作りする
◆懸賞に応募する
◆募金をしてみる
などなど
とにかく、日が経つのがワクワクとするようなことをしてみると子どもの不安が薄れるのではないかと考えました。懸賞は抽選が楽しみだし、募金はスーパーやコンビニにもし行けるなら少額でいいのでしてみる。そのときにお小遣いをもらってる年齢なら、自分のお金を募金することで社会に役立てた!という嬉しい気持ち、生きている意味、お金の意義などを感じることが出来るかもしれないですね。ネットでもYahooや楽天がポイントを使える募金をやっていますよ〜。
子どもの留守中を狙う悪人から守るには?
直接、ウイルスとは関係がないのですが、休校中の留守を狙う事件が早速起きています。小学生以上だと学童が休みで、仕方なく長時間の留守番をさせる場合もあるかと思います。おうちのルールを作って守るように話しておきましょう。
■誰が来ても絶対に出ない(コレが確実)
■インターホンで顔見知り(親、親戚だけ出てOKとする)は出る
■庭や小窓はカーテンやシャッターで見えなくする(子どもだけと知られないように)
■公園で遊ぶときも誰が聞いているかわからないので、留守番の話は絶対にしないように躾ける
■カバンやリュックから鍵が見えないように工夫する
■誰もいなくても『ただいま!』という習慣をつけさせる
■セコムや部屋にモニターをつける
■ご近所にかけこめる家、お店を日頃から作っておく
うちも、割と早いうちから留守番をさせていて、男の子ということもあり危ない目にあったことはないのですが、鍵の管理やインターホンについてはうるさく伝えてきました。女のコは神経質に対策するくらいでちょうどいいと思います。
いかがでしたでしょうか。いつまで続くのか先が見えなくて親としては不安ですが、今できることをやって、子どもには希望を持つような言葉がけをしていきたいですね。